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てんびんのつりあいから等式の性質を導く。等式の性質は、一斉読み、交代読みで繰り返し読ませた後、暗唱させる。
1.p79 へんびんのつりあいの問題
指示1 教科書79ページ。§2、等式の性質と方程式。はてなマークを押さえなさい。読みます。さん、はい。
「封筒と3g、10gのおもりを、右の図のようにてんびんにのせるとちょうどつりあいました。封筒の重さを求めてみましょう。」
発問1 何を求める問題ですか。
「封筒の重さです。」
説明1 封筒の重さが分かっていないのですね。ここでは、χgとしておきます。
指示2 真ん中のてんびんを押さえなさい。
発問2 左のお皿には何が乗っていますか。
「χと3です。」
指示3 式で表しなさい。
「χ+3 です。」
発問3 右のお皿には10が乗っています。つりあった状態を式ではどう表しますか。
「χ+3=10 です。」(板書する)
発問4 左のお皿から3を下ろします。てんびんはどうなりますか。
「傾きます。」「左が下がります。」
発問5 つり合わせるために、何をするのですか。
「右からも、3下ろします。」
説明2 その通り。つりあいを保つには、左と右に同じ事をすればいいのですね。
発問6 χ+3の左辺から、3を引きます。右辺には何をしますか。
「3を引きます。」
説明3 その通り。方程式も左辺にしたことを右辺にも同じ事をするのです。これを等式の性質といいます。
発問7 χは何ですか。
「7です。」
(板書) χ+3 =10
χ+3−3 =10−3
χ =7
2.等式の性質
(一斉読み)
指示4 80ページ。等式の性質を読みます。さん、はい。
「等式の性質。1.等式の両辺に同じ数をたしても、等式は成り立つ。2.……」
「A=B ならば、A+C=B+C」の式は始めは扱わない。内容に慣れてから扱う。
(交代読み)
指示5 先生が奇数番号を読みます。みなさんは偶数です。1.等式の両辺に……
「2.等式の両辺から同じ数を引いても……」
指示6 先生が前半を読みます。みなさんは後半です。1.等式の両辺に同じ数をたしても、
「等式は成り立つ。」
指示7 交代します。前半を読んでください。さん、はい。
指示8 何も見ないですらすら言えるようになったら座りなさい。全員起立。